旅出立たびでたち)” の例文
身輕手輕とそればかりをせんにしたる旅出立たびでたちなれば二方荒神の中にすくまりてまだ雨を持つ雲の中にのぼる太華山人其のさぶさを察し袷羽織あはせばおり
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
むね旅出立たびでたちわな/\震ふばかりなり宿の女子をなご心得て二階座敷の居爐裡ゐろりに火を澤山入れながら夏の凉しき事を誇る蚊がぬとて西洋人が避暑に來るとてれが今のさぶさを凌ぐたしにはならず早く酒を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)