“旁証”の読み方と例文
読み方割合
ぼうしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はそれを、あるいは私の個性の自発を促した機縁として述べるか、あるいは私の議論の旁証ぼうしょうとして述べるかに過ぎないのです。
婦人も参政権を要求す (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
幾つもの旁証ぼうしょうを見つけ出して、以前は海のあなたのニルヤカナヤとの通信往来が、それほどにも頻繁ひんぱんにあるものと信じられていたことを明らかにする必要があろう。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
心の儘は牽強けんきょうの説であるが、土の崩れる崖をママということは旁証ぼうしょうがある。相模の愛甲あいこう村辺でかくのごとき崖地をママックズレということは、現にその地に往って聞いた。また
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)