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方違
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かたちが
ふりがな文庫
“
方違
(
かたちが
)” の例文
「むろん
方違
(
かたちが
)
えをして来たさ」と殿も殿で、あんまり見え透いたような事を仰ゃるものだから、こんどは私も少しばかり気色を顔に出して
ほととぎす
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
かたうみ、いちかは、小港の磯のほとりにて、昔見しあまのりなり。色、形、味はひもかはらず、など我父母かはらせ給ひけんと
方違
(
かたちが
)
へなる恨めしさ、涙おさへがたし
学生と先哲:――予言僧日蓮――
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
“方違(方違え)”の解説
方違え(かたたがえ、かたちがえ)とは、陰陽道に基づいて平安時代以降に行われていた風習のひとつ。方忌み(かたいみ)とも言う。
外出や造作、宮中の政、戦の開始などの際、その方角の吉凶を占い、その方角が悪いといったん別の方向に出かけ、目的地の方角が悪い方角にならないようにした。
(出典:Wikipedia)
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
違
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“方”で始まる語句
方
方々
方法
方向
方角
方丈
方面
方便
方寸
方嚮