方剤ほうざい)” の例文
旧字:方劑
「おお、御奉公に出た明くる年の春の末じゃ。関白殿のお指図で典薬頭てんやくのかみ方剤ほうざいを尽くして、いろいろにいたわって下されたが、人の命数は是非ないものでのう」
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)