“斯中”の読み方と例文
読み方割合
このなか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後刻あとで斯の金を敬之進に渡して呉れ。それから家の事情で退校させるといふ敬之進の話もあつたが、月謝や何かは斯中このなかから出して、是非今迄通りに学校へ通はせて貰ふやうに。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)