敵持かたきもち)” の例文
或る大藩の家中が、人殺しをして敵持かたきもちとなり、遂に部落に隠れて今が三代目だという実話も聞いた。
エタ源流考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
「こいつ、うっかり話も出来ないが、もう三十年も前の事だし、私も捨てても惜しいほどの命でもないから、今晩は思い切って話しましょう。——何を隠そう、この藤枝蔵人は、実は敵持かたきもちなのですよ」