数寄屋風すきやふう)” の例文
母屋へは「く」の字なりに中途で一つ曲っている長い長い渡り廊下でつながっており、此処だけは多少数寄屋風すきやふうを取り入れた、洒落しゃれた作りになっていたけれども、決して悪く華奢きゃしゃにはならず
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)