“散更”の読み方と例文
読み方割合
サルカウ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この散楽は一説によると、日本古来の道化戯である散更サルカウと唐の道化戯である散楽との混和したもので、それが音便の上からも連想の上からも猿楽サルガクとなったらしい。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
高足一足は散更サルカウだと言われているが、しかしギリシア劇の cothurnus の伝統を引いたものでないとも言えまい。腰鼓は前に言ったごとく西域の楽器である。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)