敗兆はいちょう)” の例文
景隆の炳文へいぶんに代るや、燕王其の五十万の兵を恐れずして、其の五敗兆はいちょうを具せるを指摘し、我これとりこにせんのみ、と云い、諸将の言を用いずして、北平ほくへい世子せいしに守らしめ、東に出でゝ
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)