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救世
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ぐせ
ふりがな文庫
“
救世
(
ぐせ
)” の例文
この山々は、大覚者で
救世
(
ぐせ
)
の悲願を持つもろもろの仏菩薩の、あるいはその住する浄土を、あるいは救わんとする
穢
(
え
)
土を現わすものであろう。
ある偃松の独白
(新字新仮名)
/
中村清太郎
(著)
おもてには、静浄を装って、
救世
(
ぐせ
)
を口にしながら、山を下りれば、俗人以上に、酒色をぬすみ、事があれば、太刀
薙刀
(
なぎなた
)
をふるって、暴力で仏法の権威を認めさせようとする。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大慈
救世
(
ぐせ
)
の聖徳皇
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大悲
救世
(
ぐせ
)
の観世音
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“救世”の意味
《名詞》
救世(きゅうせい 呉音(主に仏教):くせ、くぜ、ぐせ、ぐぜ)
乱世をよくすること。
苦しみや不幸が多い世の中から人々を救済すること。
(出典:Wiktionary)
救
常用漢字
小5
部首:⽁
11画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“救世”で始まる語句
救世主
救世軍
救世観音
救世観世音
救世治民
救世菩薩
救世觀音