救世菩薩ぐぜぼさつ)” の例文
一度ひとたびは、死なんといたしましたが、死に赴くもかたく、しょうを願うては煩悩の濁海にもてあそばれているのみ。あわれ、救世菩薩ぐぜぼさつ、わが行く道はいずくに在るか。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)