“攲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そばだ60.0%
かたむ20.0%
そば20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ジュセッポの家で時ならぬ嵐が起って隣家の耳をそばだてさせる事も珍しくない。アクセントのおかしいイタリア人の声が次第に高くなる。
イタリア人 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
痩松帶苔攲 痩松苔を帯びてかたむく。
閉戸閑詠 (新字旧仮名) / 河上肇(著)
社会の耳目をそばだたせたおりに——無気力無抵抗につくりあげられた因習のからを切り裂いて、多くの女性を桎梏しっこくおりから引出そうとしたけなげなあなたを
平塚明子(らいてう) (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)