擲付ぶつ)” の例文
ムヽ親方と十兵衞とは相撲にならぬ身分のちがひ、のつそり相手に争つては夜光のたま小礫いしころ擲付ぶつけるやうなものなれば、腹は十分立たれても分別強く堪へて堪へて
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)