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撿挍
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けんぎょう
ふりがな文庫
“
撿挍
(
けんぎょう
)” の例文
世間一般が
鳴物
(
なりもの
)
を
停止
(
ちょうじ
)
しているのに、不謹慎にも聚楽の城中ではさま/″\な宴会を催し、
撿挍
(
けんぎょう
)
を召して平家を語らせたり、相撲を興行したりした。
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
琴をひいているのは上座の方にいる女の人で三味線は
島田
(
しまだ
)
に結った
腰元
(
こしもと
)
風の女中がひいておりました、それから
撿挍
(
けんぎょう
)
か遊芸の師匠らしい男がいてそれが胡弓をひいております
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
前述の如く音曲の
嗜
(
たしな
)
みがあったと云うことゝ、その頃の
撿挍
(
けんぎょう
)
として有名な伊豆圓一と懇親な間柄であったことゝが、三成をして彼に
眼星
(
めぼし
)
をつけさせた有力な理由だったのであろう。
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
撿
部首:⼿
16画
挍
部首:⼿
9画
“撿”で始まる語句
撿
撿校
撿束
撿覈