撥受ばちう)” の例文
それと同時に、お君のお玉と相棒になって、胡弓をひき、撥受ばちうけをいとなんで、さのみ見劣りのしなかったうたい手に、お杉がなければならなかったことを——
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)