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撑
ふりがな文庫
“撑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ささ
75.0%
さゝ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ささ
(逆引き)
白襯衣
(
シャツ
)
の角のない襟は用捨もなく押しつけるように耳朶を
撑
(
ささ
)
えて、また両頬を擦り、
糊
(
のり
)
で固めた腕飾りはまったく手頸をかくして、赤い先の曲ッた指
あいびき
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
そしてその末端に花穂を
撑
(
ささ
)
え着け花穂は中天に翻っているのである。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
撑(ささ)の例文をもっと
(3作品)
見る
さゝ
(逆引き)
渡船小屋は疎らな林の縁にあつて、此方から呼ぶと、
爺
(
ぢゞい
)
が声に応じて出て来た。舟は渦を衝いて凄じく流れる。それを爺は巧に棹に
撑
(
さゝ
)
へて、岸へ/\と近寄つて来る。
草津から伊香保まで
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
撑(さゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
撑
部首:⼿
15画
“撑”のふりがなが多い著者
イワン・ツルゲーネフ
牧野富太郎
田山録弥
永井荷風
田山花袋