摸傚もかう)” の例文
彼等は洋上を渡り来りたる思想にあらざれば、一顧の価なしと信ずるの止むべからざるものあるか。彼等は摸傚もかうの渦巻に投げられて、何時まで斯くてあらんとする。
国民と思想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)