揺金樹ようきんじゅ)” の例文
玄機が詩を学びたいと言い出した時、両親が快く諾して、隣街の窮措大きゅうそだいを家に招いて、平仄ひょうそくや押韻の法を教えさせたのは、他日この子を揺金樹ようきんじゅにしようと云う願があったからである。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)