“揺返”のいろいろな読み方と例文
旧字:搖返
読み方割合
ゆりかえ50.0%
ゆりかへ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
という声で、人波の揺返ゆりかえしがあります。
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
揺返ゆりかへしと云ふこともあれば危し、疾く/\とそゝのかせど、風いたう吹きて寒げなれば、悩める身の風に当りて悩まさりて死なむも、こゝにて押し潰されむも同じ命なり、動くことも懶ければ
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)