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提琴
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ヴアイオリン
ふりがな文庫
“
提琴
(
ヴアイオリン
)” の例文
十万円の現金をもつてゐるといふのに比べると、それだけの
提琴
(
ヴアイオリン
)
を持つてゐるといふのは、何だか一寸奥ゆかしい
点
(
ところ
)
が無いでもない。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
いつだつたか大阪に来た事のある露西亜の
提琴
(
ヴアイオリン
)
弾きピアストロ氏は、十万円の
提琴
(
ヴアイオリン
)
を持つてゐるといふので名高かつた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
成程結構な演奏ではあるが、さうかといつて、一弗六十五仙の
先刻
(
さつき
)
の
提琴
(
ヴアイオリン
)
と比べて、
音色
(
ねいろ
)
に格別の
異
(
ちが
)
ひはなかつた。それにつけても
聴衆
(
ききて
)
も思つた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ミイシヤ・エルマンといへば露西亜生れの名高い
提琴
(
ヴアイオリン
)
弾
(
ひ
)
きである。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
提
常用漢字
小5
部首:⼿
12画
琴
常用漢字
中学
部首:⽟
12画
“提琴”で始まる語句
提琴家
提琴奏者
提琴手
提琴柱子