掛合かゝりあい)” の例文
幸「だから無闇に喋舌しゃべっちゃアいけねえてんだ、掛合かゝりあいに成るよ、此の事に付いて一昨年おとゝし大変に難儀をした者があるんだよ」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
尤もう云う心があれば此様こんな悪い事も出来ませんが……どうせのがれる道はないから、私は年をって何うなろうとも、小峰の掛合かゝりあいにならんよう立派に名乗り出て
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
鐵「えおい、だから余計なことを言うなって云うんだ、詰らねえ事を喋るからおたげえに掛合かゝりあいになるよ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)