“拾片”の読み方と例文
読み方割合
とひら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに今、村正のおじさんが並べた山吹色のものに欠乏を感じたればこそ、親や兄妹に成り代って、この里に流動して来ている者共である。拾片とひらの黄金の貴重なる所以ゆえんを知らぬ者とてはない。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)