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抱合
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ほうごう
ふりがな文庫
“
抱合
(
ほうごう
)” の例文
彼らはこの
抱合
(
ほうごう
)
の
中
(
うち
)
に、尋常の夫婦に見出しがたい親和と
飽満
(
ほうまん
)
と、それに伴なう
倦怠
(
けんたい
)
とを兼ね具えていた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
この
開攘
(
かいじょう
)
の二家ははじめより元素を殊にする者なれば、理において決して
抱合
(
ほうごう
)
すべきに非ざれども、当時の事情紛紜に際し、幕府に敵するの目的をもって、
暫時
(
ざんじ
)
の間、異種の二元素
学者安心論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
地球の歴史はすでにこの変化を予想しつつある——
活溌
(
かっぱつ
)
なる酸素が地上の固形物と
抱合
(
ほうごう
)
してしだいに減却するならば、炭素が植物に吸収せられて黒い石炭層に運び去らるるならば
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
もとよりこの二流は、はじめより元素を殊にするものなれば、とうてい親和
抱合
(
ほうごう
)
すべからざるものと思わるれども、人事
紛紜
(
ふんうん
)
の際には
思
(
おもい
)
のほかなる異像を現出するものなり。近くその一例を示さん。
学者安心論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“抱合”の意味
《名詞》
抱き合うこと。抱き合わせること。
肝臓などでの解毒作用の一つ。有毒な物質が他の物質と結合して無毒化されること。
化合。
名詞と動詞の複合によって新たな動詞語幹を造る形態論的プロセス。
(出典:Wiktionary)
抱
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“抱合”で始まる語句
抱合兵団