トップ
>
打坐
>
たざ
ふりがな文庫
“
打坐
(
たざ
)” の例文
彼自身は修行の際に語録を読むことをやめて専心に
打坐
(
たざ
)
した。しかし打坐を重んずることは言葉による表現と
背馳
(
はいち
)
するものではない。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
彼は深草の廃院にあってあるいは
打坐
(
たざ
)
しあるいは法を説くのみであった。現前の飢饉惨苦については彼はただいう、「無常を観ぜよ」。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
ここで彼は考えた。なるほどすべては無用である。専心に
打坐
(
たざ
)
して真理をつかめば、そのあとは語録公案の知識がなく、また一字も知らない場合にも、説き尽くせない泉が内から湧いて出よう。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀