“扁鼓”の読み方と例文
読み方割合
ひらづゝみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
碾穀車こひきぐるまの鳴り響く水の上に、朽ち果てたる橋柱、黒き影を印して立てり。この景色心に浮べば、あの折の心輕げなる少女子をとめごさへ、扁鼓ひらづゝみ手にりて、「サルタレルロ」舞ひつゝ過ぐらむ心地す。