“房帷”の読み方と例文
読み方割合
ぼうい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただそれは蔓草つるくさが木の幹にまとい附こうとするような心であって、房帷ぼういの欲ではない。玄機は彼があったから、李の聘に応じたのである。これがなかったから、林亭の夜は索莫さくばくであったのである。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)