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我無者羅
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がむしゃら
ふりがな文庫
“
我無者羅
(
がむしゃら
)” の例文
見掛けは
甚
(
はなは
)
だ
仰山
(
ぎょうさん
)
な、その現われるや陰惨な翳によって四囲を
忽
(
たちま
)
ち
黄昏
(
たそがれ
)
の中へ暗まし、その毒々しい体臭によって、相手の気持を
仮借
(
かしゃく
)
なく圧倒する底の
我無者羅
(
がむしゃら
)
な人物であった。
小さな部屋
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
斯んな風に激しく私は興奮して、もはや
我無者羅
(
がむしゃら
)
に
喚
(
わめ
)
くようになるのであった。すると辰夫は粛然と
襟
(
えり
)
を正して深く
項垂
(
うなだ
)
れ、歴々と
羞
(
は
)
じらう色を見せて悲しげに目を伏せてしまうのだ。
母
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
我
常用漢字
小6
部首:⼽
7画
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
“我無”で始まる語句
我無
我無勇
我無沙羅
我無洒羅
我無洒落