戌刻半いつつはん)” の例文
お紋さんは風邪の氣味で一番早く、戌刻半いつつはん(九時)頃だつたでせう。次はお香さんとお雪さん、それからお角さんと私が引取りました。その時分まで庄吉どんは店で仕事をしてを
戌刻半いつつはんぎ、亥刻よつ(十時)近かったと思います。欄干らんかんにもたれて、かれたようにお月様を眺めて居るので、若しや風邪でも引いてはと思って、そっと私の羽織を肩へ掛けてやりました。
夏場のことで、表通りの店はまだ開いておりますが、蚊遣煙かやりが淡くこめて、どこからともなく爪弾つまびきの音も聴えてくる戌刻半いつつはん(九時)過ぎ、江戸の夜の情緒は、山の手ながら妙になまめきます。
戌刻半いつつはん(九時)過ぎになると、興はまさにたけなわでした。
戌刻半いつつはん(九時)過ぎになると、興はまさにたけなはでした。