“憂唫”の読み方と例文
読み方割合
いうぎん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東西両大分割の未来の勝敗を算して、おもむろに邦家の為に熱血をそゝぐものいづくにある。杳遠えうゑんなる理想境を観念して、危淵に臨める群盲の衆生を憂唫いうぎんする者、いづくにある。
一種の攘夷思想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)