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愛別離苦
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あいべつりく
ふりがな文庫
“
愛別離苦
(
あいべつりく
)” の例文
華族の
金満家
(
きんまんか
)
へ生れて出て、
恋煩
(
こいわずら
)
いで死ぬ、このくらいありがたい事はありますまい。恋は
叶
(
かな
)
う方が
可
(
よ
)
さそうなもんですが、そうすると
愛別離苦
(
あいべつりく
)
です。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
下役の
銘々
(
めい/\
)
も
多勢
(
おおぜい
)
ぞろ/\と渡邊織江の世話になった者が、祖五郎お竹を送り立派な侍も
愛別離苦
(
あいべつりく
)
で別れを
惜
(
おし
)
んで、互に袖を絞り、
縁切榎
(
えんきりえのき
)
の手前から別れて岩吉は帰りました。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“愛別離苦”の意味
《名詞》
愛別離苦(あいべつりく)
親子・兄弟(姉妹)・夫婦・恋人同士などで愛し合う者と生別、死別する苦しみや悲しみ。仏教でいう四苦八苦のひとつ。
(出典:Wiktionary)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
“愛別”で始まる語句
愛別