“情韻”の読み方と例文
読み方割合
じょういん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殺気をふくめば殺気ばみ、情気があれば情韻じょういんをもつ。とても、おそろしいやつはこの笛でござる。殊にお手前のいろを聞き澄ますに、非常な執着と怨みをおもちなされている。
八寒道中 (新字新仮名) / 吉川英治(著)