“情血”の読み方と例文
読み方割合
じょうけつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お十夜の情血じょうけつがいっぺんに冷たくなった。残ったのは兇暴な殺気だけだ。彼は、女のうしろから、ヌッとのぞいた男を、そも、誰かと、五体をこわばらしている……。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)