悶死もがきじに)” の例文
さま/″\の手械足枷てかせあしかせで、人を責めようとする窮屈な世の中、くもの巣にかゝつた蝶々蜻蛉もおなじことで、命とたのむ花の露も吸はれず、羽翅はがひをしばられて悶死もがきじに
箕輪の心中 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)