悪戯盛いたづらざかり)” の例文
自分が十五六の悪戯盛いたづらざかりには相棒の杉山とよくこの田池たねけの鯉を荒して、一夜に何十尾といふ数を盗んで、殆ど仕末に困つた事があつたとの事を聞いて居つたが
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)