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恠
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あやし
ふりがな文庫
“
恠
(
あやし
)” の例文
この時
参詣
(
さんけい
)
に来合せたものは、
初
(
はじめ
)
何事かと
恠
(
あやし
)
み、ようよう籤引の意味を知って、皆ひどく感動し、中には泣いているものもある。
堺事件
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
紇は
恠
(
あやし
)
みながらその声をしるべにしてあがって往くと、大きな洞門があって、その前の花の咲き乱れた木の下で、数十人の美女が蝶の舞うように歌い戯れていた。
美女を盗む鬼神
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
恠
部首:⼼
9画
“恠”を含む語句
可恠
醜恠
恠異
恠談
恠力乱神
恠喜
恠敷
恠譚
長竿恠