恐竦きょうしょう)” の例文
皇帝は受話器を耳にあてて、おおハッチソン君か、と機嫌よく応対していたが、追々すさまじい恐竦きょうしょうの色を浮かべ、安南語で早口に何事かを語り出した。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)