“恋慕三昧”の読み方と例文
読み方割合
れんぼざんまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、その間だけは恋の無常さえ忘れていると申してもよい。じゃによって予が眼からは恋慕三昧（れんぼざんまい）に日を送った業平（なりひら）こそ、天晴（あっぱれ）知識じゃ。
邪宗門 (新字新仮名) ／ 芥川竜之介(著)
が、全く当時の若殿様は、それほど御平生に似もやらず、恋慕三昧（れんぼざんまい）に耽って御出でになりました。
邪宗門 (新字新仮名) ／ 芥川竜之介(著)