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怪訝
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いぶかし
ふりがな文庫
“
怪訝
(
いぶかし
)” の例文
そして、何の縁故で覚明がここにいるのか、御方の
怪訝
(
いぶかし
)
い行状、あれやこれや、考えれば考えるほど不思議な疑念に包まれてしまった。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「幌骨と兜?」と熊城は
怪訝
(
いぶかし
)
そうに何度となく繰り返すのだったが、法水は無雑作に結論を云った。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「母さんは其事に就ては、何事も貴女に仰有いませんか」坂口は
怪訝
(
いぶかし
)
そうに相手の顔を視守った。
P丘の殺人事件
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
佇
(
たたず
)
んでその
態
(
てい
)
を見ていたらしいので、彼女へも事情を告げなければ、
怪訝
(
いぶかし
)
がられる
惧
(
おそ
)
れがあった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
怪
常用漢字
中学
部首:⼼
8画
訝
漢検1級
部首:⾔
12画
“怪訝”で始まる語句
怪訝顔
怪訝相