怖々おづ/″\)” の例文
而も耻と悲哀に弾ぢぎれさうな胸を抑えて、怖々おづ/″\と人目を忍んでるいてゆく切りつめた今の自分の心にも何時しか忘れはてた淫蕩な罪の記憶が泣かむばかりに芽ざしてくる浅間しさ。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)