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志操
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しそう
ふりがな文庫
“
志操
(
しそう
)” の例文
さうして残された怒りつぽい父の一面は、子供の眼には父の
志操
(
しそう
)
とうつり、むしろよい影響を与へてゐたやうに思ふ。
母たち
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
「なにも理由なんかありやしない、潔癖だとか、
志操
(
しそう
)
堅固なんていうものでもない、要するに、その方面にかけては育ちそくないであり怠け者だったんだ、そうだろう」
饒舌りすぎる
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
加えなかったのは将軍の純忠によることです。また相互の礼は予は漢の臣、おん身も漢の臣、官位はちがってもその
志操
(
しそう
)
に対する礼である。ご謙譲には及ばんことだ。いざ予の
帷幕
(
いばく
)
へ来給え
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
地の世界を
脱
(
のが
)
れたとて、依然として旧態を守り、これと同様に、地上にありて品性の高潔なるもの、
志操
(
しそう
)
の確実なるもの、向上心の強きものは、死後に
於
(
おい
)
て、決して悪魔の徒弟とはならない。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
“志操”の意味
《名詞》
志操(しそう)
心に固く守って変えない志。
(出典:Wiktionary)
志
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
操
常用漢字
小6
部首:⼿
16画
“志操”で始まる語句
志操凛々
志操堅固