“志操凛々”の読み方と例文
読み方割合
しそうりんりん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
志操凛々しそうりんりんとみえるこの若公卿の熱情的なことばに、豊麻呂は十七歳の頃からすでに魅せられていた。そして彼はいま、二十五歳の長者息子むすこで、それには満足できない若者だった。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)