“徳弥(とくや)” の例文
見台(けんだい)に似た台を取り寄せさせ、新聞紙で、即製の肩衣(かたぎぬ)をこしらえて、金五郎は正面の座についた。舞台はない。太枠もないので、徳弥(とくや)という芸者に、普通の三味線を持たせて、左に侍(はべ)らせた。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)