御霊様ごりょうさま)” の例文
苦しめて自分が無事でおりましては何としても心が済まずばちが当ってくれたらよいと存じましてなにとぞわたくしにも災難さいなんをお授け下さりませこうしていては申訳もうしわけの道が立ちませぬと御霊様ごりょうさま祈願きがん
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)