“御處刑”の読み方と例文
新字:御処刑
読み方割合
おしおき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——その成瀬屋總右衞門の家へ、二年前に御處刑おしおきになつた蝙蝠冠兵衞がたゝるんだから變ぢやありませんか」
笹野新三郎も躍起やくきとなりますが、御處刑おしおきを覺悟で口をつぐんでゐるのは、全く何うしようもなかつたのでした。
仕立屋駒吉こと、兇賊熊井熊五郎は、間もなく東海道筋で捕へられ、江戸に送られて御處刑おしおきになりました。