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御處刑
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おしおき
ふりがな文庫
“
御處刑
(
おしおき
)” の例文
新字:
御処刑
「——その成瀬屋總右衞門の家へ、二年前に
御處刑
(
おしおき
)
になつた蝙蝠冠兵衞が
祟
(
たゝ
)
るんだから變ぢやありませんか」
銭形平次捕物控:150 槍の折れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
笹野新三郎も
躍起
(
やくき
)
となりますが、
御處刑
(
おしおき
)
を覺悟で口を
緘
(
つぐ
)
んでゐるのは、全く何うしようもなかつたのでした。
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
仕立屋駒吉こと、兇賊熊井熊五郎は、間もなく東海道筋で捕へられ、江戸に送られて
御處刑
(
おしおき
)
になりました。
銭形平次捕物控:157 娘の役目
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「どうぞ、私を縛つて、文七は許してやつて下さいまし。私は
御處刑
(
おしおき
)
になつても、少しも怨みがましい事は申しません。皆な私の馬鹿がしたことで御座います」
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
私共はあの中には
正物
(
ほんもの
)
の小判があることと思ひ込んで、一時人眼に付かないやうに新墓へ隱しただけで御座います。砂利と古金物の詰つた千兩箱を盜んで
御處刑
(
おしおき
)
になるのは、いたし方も御座いません
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
處
部首:⾌
11画
刑
常用漢字
中学
部首:⼑
6画
“御處”で始まる語句
御處分