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御考
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おかんがえ
ふりがな文庫
“
御考
(
おかんがえ
)” の例文
「生殖の途を外にして到底没交渉なのではないか」といわれるのは、生殖の途にばかり興味を持っておられるらしい今の一部の文学者の
僻
(
へき
)
した
御考
(
おかんがえ
)
ではありますまいか。
産屋物語
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
是
(
これ
)
も人の親の心になって
御考
(
おかんがえ
)
なされて見たら無理では無いと利発のあなたにはよく
御了解
(
おわかり
)
で御座りましょう、
箇様
(
かよう
)
申せばあなたとお辰様の
情交
(
あいなか
)
を
割
(
さ
)
く様にも聞えましょうが
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
否
(
いな
)
、もし皇太子殿下が皇后陛下の御実子であったなら、陛下は
御考
(
おかんがえ
)
があったかも知れぬ。皇后陛下は実に聡明恐れ入った御方である。「浅しとてせけばあふるゝ
川水
(
かわみず
)
の心や民の心なるらむ」
謀叛論(草稿)
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
考
常用漢字
小2
部首:⽼
6画
“御考”で始まる語句
御考察