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御旅所
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おたびしょ
ふりがな文庫
“
御旅所
(
おたびしょ
)” の例文
一、翌日より大工頭、下奉行等
社家
(
しゃけ
)
一同の
先達
(
せんだつ
)
にて、
御本社
(
ごほんしゃ
)
、拝殿、玉垣を始め、
仮殿
(
かりでん
)
、
御旅所
(
おたびしょ
)
にいたるまで残らず見分。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ひとりは本所の
御旅所
(
おたびしょ
)
の近所に屋敷を持っている平井善九郎というお旗本ですが、連れの一人は判りません。刀を
半七捕物帳:67 薄雲の碁盤
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いえ、それが妙なんで、下ッ引を総出にして江戸中の尼寺はもちろん、
御旅所
(
おたびしょ
)
弁天や
表櫓
(
おもてやぐら
)
の比丘尼宿を洩れなく調べましたが、家出した者も駈落ちした者もおりません。
顎十郎捕物帳:03 都鳥
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
毎年五月三日には、
競馬
(
くらべうま
)
が社前の馬場において、暗闇の中で行われる。四日には拝殿において神楽が執行される。五日には大神事として、八基の神輿が暗闇の中を
御旅所
(
おたびしょ
)
に渡御とある。
怪異暗闇祭
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
“御旅所”の解説
御旅所(おたびしょ)とは、神社の祭礼(神幸祭)において神(一般には神体を乗せた神輿)が巡行の途中で休憩または宿泊する場所、或いは神幸の目的地をさす。巡行の道中に複数箇所設けられることもある。御旅所に神輿が着くと御旅所祭が執り行われる。
御旅所には神社や祭神にまつわる場所や氏子地域にとって重要な場所が選ばれている。元宮、摂末社や配偶神を祀る神社などのような社殿があるもののほか、元の鎮座地などに臨時の祭殿を設けたり、氏子の代表(頭人)の家に迎える場合などがある。
(出典:Wikipedia)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
旅
常用漢字
小3
部首:⽅
10画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“御旅”で始まる語句
御旅
御旅館
御旅宿
御旅籠
御旅人
御旅路
御旅籠賃