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御料
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ごりょう
ふりがな文庫
“
御料
(
ごりょう
)” の例文
御厨とは、地方地方の
御料
(
ごりょう
)
の荘園である。そこで取れる魚鳥の類や、果実、植物油、野菜などの大膳寮用の
調菜
(
ちょうさい
)
を管理して、四季ごとに、朝廷へ送る職名なのだ。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちくぜんどのはお市
御料
(
ごりょう
)
をいけどりにしたくてそろ/\おくの手を出しおったと、味方はもとより敵の陣中でさえそんなひょうばんが立ったくらいでござりまして
盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
いずれも
御料
(
ごりょう
)
牧場育ちの、四歳、五歳という乗馬用のアラブ種ばかりです。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
特に、競馬
御料
(
ごりょう
)
として、二十ヵ所の
庄園
(
しょうえん
)
を諸地方に下付されたのも、それ以来のことである。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“御料”の意味
《名詞》
天皇、貴人が所有したり、使用したりしている物に対する尊敬語。
貴人の子女に対する尊敬語。御寮。
(出典:Wiktionary)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
料
常用漢字
小4
部首:⽃
10画
“御料”で始まる語句
御料理
御料人
御料簡
御料人様
御料所
御料紙
御料局長
御料理番