“御料所”の読み方と例文

読み方	割合
ごりょうしょ	100.0%

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

ごりょうしょ(逆引き)

国恩を報ずべき時節であると言って、三都の市中はもちろん、諸国の御料所（ごりょうしょ）、在方（ざいかた）村々まで、めいめい冥加（みょうが）のため上納金を差し出せとの江戸からの達しだということが書いてある。

夜明け前：01 第一部上 (新字新仮名) ／島崎藤村(著)

“御料所”の解説

御料所（ごりょうしょ）は、天皇（皇室）及び幕府などのいわゆる「公儀」と称される公権力が直接支配した土地（直轄地）である。料所（りょうしょ）・料（りょう）・御料（ごりょう）・料地（りょうち）・御料地（ごりょうち）等とも呼ばれる。家臣に与えられた所領（知行地）に対する概念でもある。
なお、『日葡辞書』においては、「王位に付属する領地、すなわち、国王の私有の領地や土地」と定義している。
(出典:Wikipedia)