“御拾”の読み方と例文
読み方割合
おひろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取落せり其の財布の中には命にも替難かへがたき金廿兩入置たれば若何方どなた御拾おひろひ成れし御方あらば何卒御渡し下されよとほろ/\涙をこぼしながら申しける故在合ありあふ人々きよう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
將監御拾おひろひ申上將監の子とならせ玉ひしは御可憐いたはしき御事なり御殿ごてんにて御成長あそばし候へば我々とても肩身かたみひろく御奉公ごほうこうつとむべきに殘念ざんねんの事なりと四人ともども申上しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)